＊灯花＊

放浪の天才画家『山下清』展へ行ってきました～。
『裸の大将』と言えばわかる方が多いと思います＾＾
ドラマでよく放送されていましたよね！
６月１７日までふくやま美術館で開催されています。

上の写真はお土産に買ったポストカードと入場券なのですが、
ポストカードはどちらのイラストも貼り絵で描かれているんですよ！
実物はもっと大きくて、本当に細かく鮮明に描かれていました！！
ちぎった紙の大きさがきちんと工夫されていて大小さまざまで、
ひも状に細く巻いて貼ってあるものもありました！

代表的な作品は貼り絵ですが、ペン画や油絵、陶器などもありました。

ほとんどの作品の横に説明書きと、
山下清さんの手記が書いてあるパネルが貼られていたのですが、
なぜ人は神社でお参りをするのかわからない
という内容の手記が何度か目に入りました。

山下清さんは放浪生活の時、線路を歩いて旅をしていたのですが、
お守りを持って歩いていたから、電車に轢かれなかったんだな。
別の日にお守りを持たずに歩いていて、やはり電車に轢かれなかったんだな。
不思議だな。
という内容の文章もあって。

自分の目で見て、聞いて、感じた事を本当に大切にしていた方なんだと思いました。

お参りとか神様を信仰する事とかが、悪いと否定しているわけではなく、
この方にとってはとても不思議なことだったんだな。と。

また、ヨーロッパに行った際に、スケッチをして、
でも自分も絵描きである以上、他の絵描きと比べて下手ではいけないから、
帰って大きな絵に直そう。
といった手記もあって、
自分の感情だけではなく、絵描きとして周りを意識している面もすごくいいと思いました＾＾

大なり小なりお金をもらって絵を描いている人は、
みんな仕事をしているんだな。
という内容の手記も印象に残りました。

本物に触れるというのは、心に響くというのは
本当にすごいことだと思います。



これは、山下清さんの作品ではないのですが、
お土産コーナーで気になって買ったハガキです♪
赤と青のコントラストと色味の美しさが好きで
思わず購入しちゃいました！！
あと、この鳥すごく不敵な笑みを漏らしていて、
なんでこの瞬間を描いたのかすごく気になってしまって（笑
大村廣陽って方が描かれた作品みたいです。